長期旅行と動画メモリの問題
結構いい頻度で口内炎を発症する(現在発症中)竹氏です。
ちょっと今日は毛色の違うお話。情報機器類のお話となります。
バイクでロングツーリング、それも数週間以上出かけられる場合。
その移動中、できるだけ動画を撮っておきたい場合。
この両者を渇望すると発生するのが、記録容量不足です。
逆に言えば、一泊とか二泊くらいのツーリングなら問題にならず、カメラを使わないorピンポイントで撮影してるよって人なら気にする必要がない問題です。
また、装備品によってはこれまた必要のない問題になります。
例えば何らかのノートパソコンを所有されていて、それを持ち運ぶ場合。気兼ねなく内部ストレージにぶち込めますし、ポータブルHDDやより高速なポータブルSSDを利用できます。なんの工夫もなしに。
それがなくとも、複数のマイクロSDXCカードを確保したりして、疑似的な大容量を確保することもできるはず。256GBならば1枚1万円くらいでしょうか。
さらに、通信容量が無尽蔵であるならば、クラウドストレージへアップロードを行うことで、かなりの容量をネットワーク上に確保できます。高価なビジネスプランとかのクラウドを使えば30TBとかの物も存在するため、最早持ち歩く記憶媒体など最小限でよくなります。
もっと言えば、毎日どこかのホテルや旅館、最悪でもネカフェに入るなら、そこからクラウドへアップロードすることも可能です。
もうね、お金に物を言わせれば勝ちです。思考停止で課金しちゃえるなら無敵なのです。
でもお金ない。余裕がないなら工夫するしかありません。ただでさえ、パッキングのためのバイク用品やら整備やらで金がかかっています。
というわけで…
できるだけお金をかけずにデータ容量を確保しよう!
この命題を解決するため、私は実験をしてみることにしました。いや、先達がたくさんいるから失敗はないと思ってるんですけどね。
というわけで買い足したのはこの3つ。(正確にはOTGケーブル含め4つ)
右から順に行きましょう
はい、太陽光充電機能付きモバイルバッテリーです。
容量24000mAhだとか……すっごーい(棒
中華製まっしぐら、壊れなければどうということはない!
しかしこの福袋ってなんぞ……あえて不信感を募らせるスタイルですね。いや安いっていうのはそういうことなんですけど。
何故か開封した瞬間からソーラーで充電し始めたバッテリー君。
我が家の天井に人工太陽は存在しないはずなんですけどね。
実際、このソーラーがどれほど使えるのかはわかりませんが、お守り程度と考えておくのが妥当でしょう。絶対必要じゃないし。
充電用USBケーブルと一緒にこんなの入ってました。
……扇風機?
いや、いらねぇよ!?これなくす分で100円でも安くしてくれよ!
何に使うのか、否、誰が喜ぶのかわからないサービス品が同梱されていました。
でも、入ってたからには組み立ててみる。
水中モーターとかなら面白いのになぁ。
まだ玩具入れてくれてたほうが嬉しかった気がする。下手に実用品だから処遇に困る。
でもせっかく組み立てたので。
ブーン……
弱……っ。
いや、わかってた。わかってたよそんなこと!
あのモーターとあのペラでそんなに風なんて来ねぇよ!
中学生くらいの頃、単三電池で稼働する扇風機が、学校に多数持ち込まれていたことがあったのを思い出しました。クーラーなかったし、扇風機壊れてたりしたもんで。
なお、私も友人に借りたことがあるのですが、正直、下敷きのほうがマシ。
使えない物はどんどんしまっちゃおうねぇ。
ちなみにバッテリー本体にもライトがついてました。
以前持っていた物にもあったりしましたが、これは素直に思います。
これを使う人は居るのか、と。
災害時とかみたいな緊急時には役に立つのでしょうか……?
光量はこんな感じ。
うーん……。
どんどんしまっちゃおうねぇ。
多分、二度と点けないでしょう。
お次はこいつ。
ポータブルHDDですね。最近は安くなりました。
基本的には衝撃に弱く、持ち運ぶことには気を遣うHDDですが、ポータブルは通常のものよりも耐久性が高めです。(壊れないとは言っていない
なお、独自の電源を持たず、バスパワーで動作するという特徴もあったりします。
ですが、それゆえにUSBへの給電が弱いスマートフォンやタブレットでは動作しないというのも一般的で、これが私を大いに悩ませました。
そして今回の実験の主題でもあります。
中身一覧、電源がない分すごくシンプルです。
本体もぺらっぺらですね。それでも最近のSSDよりは大きいのでしょうか。
USB3.0 micro-typeBコネクタははじめて見ました。情弱ですね!
付属のケーブル。なるほどごっついケーブルです。
反対側は普通のUSB3.0 typeAですね。これはPCなどで一般化されましたが、それも私が高校生くらいの頃でしょうか。
2.0と比べて、転送速度の速さは画期的でした。
続いてはこちら。HDDケースです。
ポータブルHDDが比較的強いとはいえ、裸で持ち歩くのはさすがにリスキーです。
せめてこういうケースに入れておきましょう。
中身です。ケーブルも同梱できるようにポケットがありますね。
……しかし、なんか知らんけどこれスゴイクサイ。
車の新車独特の臭いってあるじゃないですか。あれはそんなに臭いわけじゃないと(個人的には)思いますが、それをひどく悪化させた……とても体に悪そうな臭いです。
天日干しでもした方がいいのでしょうかね。とりあえず放置してみることにします。
上の写真には含まれないラストはこれ。
今回の要でもあるOTGケーブルです。
USB typeAのオスメスと、USB micro-typeBのコネクタを持ちます。なお数百円で買えます。
上でも申しました通り、ポータブルHDDのバスパワー給電はスマホやタブレットにはなかなか厳しいのが一般的とされます。
ならば、別からHDDに給電すればいいんじゃね!?という発想ですね。
まず、スマホやタブレットはmicro USBポートしか持たないため、それをUSB typeAメスに変換。そこへHDD出力用のUSBケーブルをつなぎます。
こんな感じで……ん?
何故かこの時点でポータブルHDDさんランプ点灯。
もしかして、と思いタブレットのフォルダを展開してみます。
アクセスできとるやないかーい!
さも当たり前かのように910GBの容量を認識しています。
ネット情報だとNTFSがダメでFATにじゃないと使えないとかなんとか見聞きした気がするんですが、その辺もぶっ飛ばして給電ポート付きOTGケーブルさん涙目。
下手すればしまっちゃう案件ですが、タブレットのバッテリ容量とかその他の要因で不安定になったりしないか不安なので。
想定していた使い方をしてみました。
なお、別にこれといって変化なし。もういいや!
少々肩透かしでしたが、これで竹氏は1TBのメモリ容量を確保したため、気兼ねなく動画を撮影することができます。かかった費用は約1万円。
使っているタブレットはGalaxyS7 edgeを買ったときに、おまけでもらったQua tab02です。誰かの参考になればと思うので、一応。
ちなみに、友人たちが協力してくれるため、1TBという容量で済んでいます。それは私がクラウドストレージにアップした動画データを、友人のPCでダウンロードしていくことでデータを移動させるという手段です。
なので、もしもそういうことができない場合は、2~3TBのHDDでやったほうがいいかもしれません。できるかどうかは、わかりませんが……。
電子装備でーきた!
いよいよ来週土曜日に出発が迫る中、一つ課題を解決できた竹氏でした!