ナナハンと一緒に日本一周・20代紀行

1975年式CB750four K4と20代中盤の阿呆が、京都発でのんびりぼんやり日本一周します。

日本一周12日目・球磨川よ、船に土産にブルートレイン

畳んだ靴下を開いたら二足とも左足用だった竹氏です。


朝起きたら曇天、ここまできて久しぶりの曇り空で、天守閣さんを出発です!


夜に雨が降ったようで、カバーをかけなかった車体は少し濡れていました。うん、今度から屋根のないところではめんどくさがらないようにしよう!!


朝イチに向かったのは『くま川下り人吉発船所』

いきなりの本日メインイベントです!


ライフジャケットなどの説明を受け、他のお客さんと一緒に船へ。今回は2隻に別れて、私は前の1番船に乗り込みました。


ライフジャケットだけでは足らぬというのか( ´;゚;∀;゚;)


泳げない竹氏に緊張が走ります。


するすると船が動き出すと、あっという間に加速し流れに乗って……やや激しい流れへ。


小舟は木の葉のごとく!船頭さんが居なければ、私など怖くてのれないでしょう。水に逆らうことなく利用して、スイスイと人吉橋の橋脚も越えていきました。


お客さんの子どもさんが体験。子どもってなんであんなに飲み込みが早いのか、私ならギクシャクしてとてもできんでしょう(^_^;)


また、ただ川の流れに沿って進んでいるだけかと思いきや、船頭さん曰く『進めるところは決まっとる』とのこと。こんなに喫水が浅い船でも、通れない場所は沢山あるのでしょう。うーんすごい。


このあともう一度激しい流れがあり、見事に足元が濡れ鼠。冷たい球磨川の水はとても気持ちいいですねー!!(謎テンション


あっという間の1時間ほどが過ぎ、おバイクに戻ります。発船所から出発するときに同じ船だった子どもたちに手を振り、さあSL……


と思ったら雨です。慌てて近くの屋根下に避難するも、なかなか弱まらず、仕方なく渡駅の付近で動画だけ撮影しました。


人吉に戻って石造機関庫を1枚。


豊後森の扇形機関庫とは異なり、前後どちらにも動ける形ですね。転車台もありますよ。


この人吉石造機関庫は、その名の通り石造りで、現存する唯一の機関庫だとか。少し前までは色々増設されていたのですが、今はそれらを取り払い、完成当時の姿となっているそうです。


さてお昼ご飯!もうスーパーで弁当でも……と思ったらここを見つけました。人吉駅前の『四季』さんです。


店内には鉄道写真や昔の方向幕(行先票?)などが飾られていました。ご主人の趣味なのか……?


SL(ハチロク)定食……うん、趣味やな(確信


バランスとれてて美味しい!これで1000円行かないのでお得でしょう!


お腹を膨らせて、次に向かったのは酒蔵。なお、以前からお伝えしている通り竹氏は呑めません。つまり、土産ですよ( ´∀`)


この『渕田酒造』さんには、去年もお世話になり、酒蔵の見学をさせてもらいました。


ご主人もライダーで、ランツァとセローの2台持ちをされています。そんなことで話題が嵌まり、前回も楽しくお話しさせていただいたのですが……


双鉄くぅぅん゛!!(宝生元忠さん風


まいてつの主人公のイケメンが居ました。くそぅ、勝てる気がしねぇ!


まぁ、聖地なのは知っていたのですが、実際まいてつの話をご主人に伺ってみると……


「彼のポジションって、彼は俺だよなー?」


あっ、言われてみれば、リアル双鉄君ポジですよね(゜ロ゜)


ちゃんとはやってないけど、知ってるよーくらいの感じでした。まいてつパワーはまだ底が見えない、いいぞもっとやれ。


とりあえず、焼酎2本を我が家へ発送してもらい、Genk-en氏に配布を依頼して渕田酒造さんを出ます。


また人吉に来たら絶対寄りまーす!!


ようやく空はまた機嫌を回復し、好天の中をくま川鉄道に沿って北東へ。くま鉄は並走区間が長く、フェンスのような障害物も低いか、あるいは全く無いので、撮影にはもってこいです。


でも今日はまだ撮らない!(タイミングがずれた


そのまま多良木駅までやってきました!ここに本日のお宿があります。




遠い!ナナハンちゃんと撮るのは厳しい模様。


懐かしい方も多いのでは?時代を駆け抜けた国鉄の顔、ブルートレインです。



『ブルートレインたらぎ』さんです。昔は『ブルートレインはやぶさ』として、東京から西鹿児島を駆け抜けた14系寝台客車を利用した簡易宿泊施設になっています。


はやぶさに関する説明?熊(兄)任せた!Twitterで確認してください(丸投げ


B寝台、懐かしい言葉ですよ。A寝台とかレガートシートとかツインデラックスとかいろいろありましたねー。


客車の廊下を抜ければ…


Bソロ!解放じゃない寝台ははじめてです!


うーん素敵……ソロ旅の方、絶対おすすめですよ!!


客車自体の水道設備や電気設備は一部を除いて使用不可です。トイレとかそのまま使えたら逆にすごいですが( ; ゚Д゚)


ここに泊まると、この温泉が無料!それも宿泊日数分!素敵です。

でも名前が『たらぎ町ふれあい交流センター えびすの湯』なので、私失礼なことに市営浴場かー大したことないんやろなーなどと考えていました。


はい、ジャンピング土下座。


露天ありの石鹸類あり、広い休憩所に食事処付き、家族風呂完備の有料個別休憩室……300円とは一体((((;゜Д゜)))


そりゃご近所さん通うわ……ハイレベルな施設でした。明日もはーいろ!


夕闇の14系に灯が入ります。昔はこのまま東京に向けて走ったんでしょう。そんな郷愁を感じながら、今日が終わります。


明日は……お仕事ッ!


ではではー!

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