ナナハンと一緒に日本一周・20代紀行

1975年式CB750four K4と20代中盤の阿呆が、京都発でのんびりぼんやり日本一周します。

日本一周7日目・朝な昼なに戦没者を悼む日

ここ数年涙腺が緩めの竹氏です。


何ででしょうね、年齢が上がれば上がるほど涙もろくなっている気がします。別に悪いことじゃないと思うんですけど。


さてさて、いよいよ7日目。明日からは日本一周2週間目に突入するわけですが、今日もまだ鹿児島です。もう鹿児島3日目ですね、なんでやろ?


朝は7時頃に暑さで強制起床させられました。


ちょうどテントを張っていた位置が、朝日が昇ると直射を受ける位置で、朝露さえも乾いてしまう有様です。


昨日寝たのが0時回ってたから、正直もうちょっと(運転のためを考えて)寝ておこうかと思ったのですが、サウナのようなテントの中でなど寝れたものではありません。


キャンプを同伴してくださった元陸自の方々は、私が起きたころにはすでに撤収を8割方終えており、もうちょっと寝ていたら挨拶もせずにお別れするところでした。危なかったぁ……


出発直前の元陸自おじさんズ。皆さんアメリカンなんですが、お一人だけCB400SFの方がいらっしゃいました。この写真だと完全にかぶってて見えないです。


「朝のために買っておいた分だしあげるよー」と、レーズンパン2個を貰いました。昨日から私は完全に餌付けされています。もう食料をいただけるなら遠慮しません、ただただありがとうございますぅ!と受け取ります。


お菓子でももらえれば、その辺の小学生なんかより、誰彼構わずホイホイついていくことでしょう。要注意ですね……。


また、その中でも最大排気量だったハーレーに乗られていたお方より、扇子を頂戴しました。キャンプとかで暑いとき、普段ならGenk-en氏が扇子持ってるから借りたりしてましたが、今回は1人なのでこういう装備持ってなかったんですよ!


すーごく助かりました。日本一周が終わりまでに潰さないように大事に使おう……(震


皆さんと別れた後、撤収作業をしていたら鳶が居ました。というか、このキャンプ場色々居るぞ?


結構デカイ沢蟹、虻、ついでにザトウムシ……林に近づけば近づくほど虫は増えますね。鳶も数羽が飛んでいたようです。


前回のキャンプと比べて、テントを乾かすことができたので、撤収はずいぶん楽でした。すべてを片付けたところで、向かった先はこのキャンプ場を含む公園の中の展望台。


火の神公園、平和記念碑。



太平洋戦争末期の天一号作戦において、海上特攻部隊として沖縄へ向かいながらも撃沈した戦艦大和と、大和が所属した艦隊における戦死者への鎮魂碑です。


展望台までの道中には石灯籠が並び、そこには大和だけではなく、軽巡洋艦矢作や駆逐艦朝霜などの乗員に向けてと刻まれておりました。


ここに黙祷を捧げ、来た道を引き返します。


下世話で申し訳ないのですが、下のキャンプ場から意外と遠い……orz


ナナハンちゃんに乗ってくるんだったなぁ、と思いながら噴出す汗をぬぐって駐車場へ戻ります。


駐車場に戻ると、なにやら人が沢山……学生さんも居ます。


どうも装備から察するにゴミ拾いボランティアかなにかのようなのですが、このキャンプ場ゴミは持ち帰りのはず。ルールが守られていれば、そんなに掃除することもないのになーとか、失礼なことを思いました。


ですが、その作業に従事されていた一人の女性から「今日は海の日だから!」と聞いて、納得しました。


その方は東京に長い間住んでいて、枕崎に戻り居ついたのだとか。Uターン者っていうやつです。


その人から小豆飴を頂きました。早速違う人に餌付けされます。ありがとうございました、今なお食べずに鞄の中ですが……溶けてないかな?


その後、改めてナナハンちゃんと出発です。ガス欠寸前だったので、近場のエネオスにより、Tポイントで減額しながら満タン給油。152円/Lは洒落にならん……サウジでもUAEでもいいから増産してよぉ(泣


枕崎を出て県道34号線を北東へ走り、たどり着いた先は知覧。


お茶の名産地ですが、今回の目的はお茶ではありません。


知覧特攻平和会館。


先日お邪魔した、鹿屋も神風特別攻撃隊に関しての記載は多かったですが、あちらは海軍航空隊だったのに対し、知覧は陸軍航空隊の内容です。


特攻隊員たちが、出撃前の数日を過ごしたとされる兵舎です。その半地下に作られた木製の粗末な小屋は、地上からの見た目で三角兵舎と呼ばれたそうです。


湿度も高く、風通しは悪い……若者の命を射撃管制装置として使おうとしたのだから、せめてもうちょっと……とも思いましたが、決死である以上、なにを積まれても恐ろしいでしょうし悲しいでしょう。何ならば妥協できるとかいう問題ではなく、根本が狂っていた時点でもう駄目ですね(´;ω;`)


一式戦闘機キ-43『隼』の精密なレプリカが展示されていました。


帝国陸軍で最も多く生産された優秀機で、加藤隼戦闘隊でも有名ですね。


海軍の航空機と異なり、防弾装備を施されていたり、翼内には機銃を持たないなど結構大きな違いがあります。


このレプリカは映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』の中で使われたそうです。


館内には引き上げられた零戦がありました。


不時着水したようで、胴体後方はもげてしまっています。


知覧はロビーとこの零戦を除いて、館内での撮影は禁止とされています。でも、たとえ撮影可でも……あの特攻隊員たちの遺書や遺品などを撮影することなど、私にはできなかったでしょう。


しかし、私には疑問がありました。何故知覧にこの資料館が?


鹿屋も基地でしたから、多分知覧もそうなのでしょうが、だとしたら何故ここが特攻基地だったのか。答えは簡単でした。


“最も沖縄に近い陸軍飛行団基地だったから”


特攻作戦そのものが、米軍の沖縄上陸を阻止し、起死回生を狙ったものだったことがよくわかります。


語部さんの話を聞くに、元々は大刀洗訓練飛行隊の一部だったようで、空襲で破壊されてこそいましたが、解隊後の基地を再利用する形だったようです。


なお、この語部さんの話は、私には書くことは無理です。泣く。否泣きました。


ので!!是非とも聞きにいってくださいとしかいえないのであります。


ドえらい勢いで底をついたテンションを復旧すべく、共通券で購入したもうひとつ、ミュージアム知覧を覘いてきました。



こちらは南九州地域の歴史や文化、宗教や道具を展示していましたが、撮影NGだったので写真がありません。


個人的には独自発展を遂げた文化と、自然信仰における面舞神楽など興味を惹かれる部分は非常に多かったですね。


でも鍬の種類の地域差は何故かという質問が書かれており、答えは見つからないままだったので、モヤモヤは残りました。くそー……沖縄が長くて北上するほど小さくなるってどういうことなの、理由が読めないの。


とりあえず全体を見終わり、外に出るとちょうどご飯時でしたので、


珍しく外食です。


駐輪した場所のすぐ前にありまして、来たときには開店前だったんですが、戻ってきたらうどん屋で感じるあの香りにやられました。


ダシの香りはいかんよ、ダシの香りは……パン屋の匂いと同じくらいいかん!(ほかにもラーメン屋の匂いなども含む


黒豚西郷丼って、大河まんまやーん(900円)


西郷どん、ね、途切れ途切れたまにしか視聴していなかったせいで、久しぶりに見たら島津斉彬死んでたり、西郷隆盛が島流しにあったりとよーわからんことなってました!


黒豚丼は美味しかったです。なんでも西郷隆盛は、黒豚を好んだとか、ホントカヨー?


なお商品にはお茶がついてきており、これが噂の知覧茶でした!お茶の味がわかるほど繊細な舌ではないのですが、お気に入りの朝宮茶と比べて甘味が強い気がします……多分


しっかり食べ、外に出たら今度はVTRのお爺さんに話しかけて頂きました。


お爺さんというのがわかったのは、年齢のカミングアウトがあったためで、70台でした。それでなおバイクに乗ろうなどと……凄いとほめるべきか、危ないと止めるべきか。


ま、危ないんですけどね!でも凄いですよね……この問題は棚上げです!知らん!(投げやり



この後は、そろそろ鹿児島から出られる位置までは行きたい、という感じで一気に270号線を北上します。


今日唯一寄った道の駅『きんぽう木花館』


ここでは観光バスのドライバーさんが話しかけてくださり、その姿を見ていた観光バスの爺ちゃん婆ちゃんに包囲されました。


う、うん、話しかけてくれるのはうれしいんですけど、人だかりみたいになっててちょっと恥ずかしい。そして勢いが凄いご老体ーズ。元気なのはいいことだけど、迫力ありすぎるわ……。


「気をつけてね!日本一周」って言うてくれるんはありがたいッス、でも爺ちゃんたちこそこの酷暑で倒れんようにホンマに気ぃつけるんやで……orz


小休止の後は今日の泊地と定めた薩摩川内市へ。


川内駅前にて。


JR鹿児島本線、肥薩おれんじ鉄道線、そして九州新幹線の乗換駅です。さすがに立派ですわ。


肥薩おれんじ鉄道は元々JR鹿児島本線の一部を三セク化したものなので、一部列車はJR鹿児島本線へ直接乗り入れたりしているようです。


ついでに貨物取り扱いもあるようで、調べてみたら肥薩おれんじ鉄道線内を、JR貨物は通過できるようになってるみたい。詳しい事情は調べるなり熊(兄)にtwitterで聞くなりしてください(無茶振り


して、今日のお風呂を考えていましたが、あまりにも早い時間にネカフェに入ると、明日の朝がえらいことになるので……


ちょっとだけ足を伸ばして、市比野温泉まで行ってきました!


正直名前も知らなかったのですが、有名温泉とは違い、これはこれで趣がある感じですね。


湯の滝公園にある水車は回ってなかったです。


この公園から川を眺めると、その名のとおり結構立派な滝が見られますよー、動画しか撮らなかった私が悪いな……許してヒヤシンス。


公園駐車場には近隣小学生が描いたのか、可愛い地図が。うーん、こういうの見ると歩いてみたくなります。


まぁ、ヒントもないので、これを頼りに温泉を探したのですが……この地図には記載されている昭和湯さんという温泉を見つけることができませんでした。もしかすると幽霊的な奴だったのかも知れません。


GoogleMAPで調べてナビしても、到着しましたお疲れ様でした、で周囲は民家。怖いわ!お前はどこを見てその台詞を吐いているのか(°д°;)


だので、下乃湯温泉さんに行ってみました。


私の知ってるタイプの温泉施設じゃないです。外見でいうなら公民館とか役場。


ここに天然温泉があるとか、看板見ないと信じられない……いや看板見ても疑うレベルです。なんか総合休養会館とか書いてあるし。


やっぱり公民館とか学校っぽい。


私の感覚では、室内の臭いまで小学校の職員室の近くみたいな感じでした。結構面白いです。


手☆ブ☆レ


畳の休憩室があったりなんかして。元々は何に使われていたのでしょう?休養会館で柔道とかしないでしょうしねえ……?


でも、お風呂は200円でしっかり天然温泉でした。


源泉温度は52℃、泉質は弱アルカリ性の単純温泉で、かけ流しですよ……マジか。


普段使いの人が多いことを考慮してか、ちゃんとシャワーもカランもあり、設備ばっちり!(スパ銭メインの人だとアウト


ややヌルッとした熱めのお湯が気持ちよかったです。


で、脱衣所で2人のおっちゃんにお声がけ頂き、うち1人が「神奈川あたりから鹿児島まで自転車で帰ってきたことあるよー」等と軽く人外宣言(失礼)されてました。どんな体力ダヨ!


更に更に、外で時間潰しついでに寛いでいたら、受付の女性の方がまた話しかけてくださり、アクエリアス奢ってくれました。餌付け本日3度目。


本当に色々な人に支えられて、この旅はできています!私が返せるものなんて、わけわからんトークぐらいですが、それで誰かが笑顔になるならやらないよりやりたいですね!


今日も本当にありがとうございました!


明日向かう目標地点は熊本市!洗濯物も溜まってるので、色々雑務が待ってますよー




×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。