過去の話①(CB223sとFTRとGenk-en氏の話)
ナナハンちゃん?
入院中だよッ!
というわけで、足がなくてボンヤリしている竹氏です。ミツモリマダカナー
おかげでブログネタに事欠いております。
毎日更新を欠かさないブロガーの人って凄いネ。既に2日も空けたもの。
とりあえず昔のことでも喋って茶を濁すことにします。
HDDの過去写真のフォルダを漁って……。
私が原付以外のバイクに乗り始めたころの写真です。
前が私のバイク、後ろはGenk-enのFTR223です。Genk-enとは中型に乗り始めたころから、今の今までずーっと一緒に走ってます。
さて皆さん、CB223sなるバイクをご存知でしょうか?
もうね、写真撮るっていう行為そのものをほとんどしてなかったんですわ。
おかげでまともに写ってるのはこの2枚ぐらい。
下の画像左のワインレッドの子です。
223ccの4ストロークOHC単気筒エンジンを積んだ、軽量のネイキッドバイク。
およそ1年間、私はこいつに乗ってましたので、とりあえず感想をば。
単気筒なんで、走り出しは楽です。振動はもちろんそれなりに強め、ですが排気量が小さい所為か手がしびれるようなことは滅多にありませんでした。
低速域を基本とするセッティングのためか、80km/h以上で巡行し始めると苦行。
100km/hを超えると燃費が極端に低下する不思議ちゃんです。
当時学生だったのもあって、高速道路を利用する機会はほとんどありませんでしたが、ある意味救われた気がします。
ブレーキは前後共にちゃんと止まります。車体も軽いし、その辺りは新しいバイクですし……いや、その後に乗ったGB250とかナナハンちゃんが効かないだけか
しかしこのバイク、実は色々難点を抱えています。
見ての通り、こいつはオールドルック系に含まれるタイプです。
なのに何故か、リアサスはモノショック。この時点でリア周りにスカスカ感があります。
また、タコメーターを持たないシングルメーターのためか、シングルスポーツ感も薄いです。
……なぜツインショックにしなかったのか。
ここからは想像のお話ですので話半分で聞いてください。でも信憑性はあるように思ってます。
先ほど上でGenk-enのFTRを紹介しました。
ご存知の方も多いでしょうし、知らなくてもぱっと見で理解された方も多いでしょう。
そう、この2台は兄弟車なのです。
ボッケボケの写真です、申し訳ない。
おかげでまぁ、仲良く走ることには向いていました。嵐電と一緒に写ってますね。
話を戻して、CB223sはこのFTRから複数の部品を共有しています。
ライト、ウインカー、ハンドルバー以外のグリップ周り、メーター、エンジン周りetc...
そして問題のリアショック。
FTRにはよく似合います。ご先祖様のFTR250はバリンバリンのスポーツ系バイクでしたから。新車は売れなかったけど。
気になった人はGoogle先生に聞いてみてください。
無論、CB223sにもご先祖様が居ます。
その名もCB400SS。
YAMAHAが誇るオールドルック最強(人気度比較)の名も高い、あのSR400の対抗馬です。
SRキラーとして市場投入されたCB400SSは、その名の通り!
2008年、無事SRにキラーされました。(享年7歳くらい)
そりゃ、あの牙城を崩すのは無理よ。
実際にはSRの人気を奪えなかったのもさることながら、排ガス規制に存在を拒否されたのが主な原因でしょうか。
しかしこのCB400SS、地獄送りになったにも関わらず、仏様は蜘蛛の糸を天から降らせます。
その仏の名こそ、FTR223。慈悲深い彼は、CB400SSに自身の心臓を与えました。
こうして、CB400SSはCB223sとして、復活を遂げたのです。
……でもね、CB400SSは2眼式メーターだし、リアショックはツインショックなのよ。
何故そのまま使わなかったのか。
SRの対抗馬にはなりえなかったCB400SSですが、250クラスに落としてそのままの見た目なら、エストレアあたりとは対等のどつきあいができた気がします。
ゲフン。まぁ、そんな車両の歴史を言ってもしかたありません。
かく言う私は、1年でGB250に乗り換えたのですが、決してこのバイクが嫌いだったわけではありません。
じゃあなんでって……今の私を見てわかりません?
古い物が好きなんだよぉ!
古いっぽい、ではなく、古い物に思考が行ったため、この泥沼に落ち込んだというわけです。
あぁ、早くナナハンちゃん帰ってこないかなぁ……。
余談
ちなみに、Genk-en氏のFTR223ですが
私とは異なり、雨天時の大転倒を繰り返しながら、つい1年ほど前まで、現役でツーリングに参加しておりました。
上の写真は専門学生時代、北海道へ向けて出発するため、舞鶴港へ向かう途中のコンビニで撮影された物です。撮影者はM氏。