ナナハンちゃん油漏れ修理他……しかし
パワーファイトと紫外線にK.O.されてた竹氏です。
土日でナナハンちゃんを修復すべく、光明丹を母校でもらい受け、友人M氏の元へ。
私がM氏宅へ着いたときには、既に援軍たる友人s+熊(兄)がPS4でRide2してました。
あのゲーム凄いですね。事故した瞬間に巻き戻る世界。ジョジョかな?
昼前から色々バラします。
シートとタンクをグッバイした姿。エンジンだけがやたらと太く感じられますね。
ナンバープレートを隠す気はなくなりました。面倒くさいもん。
外された部品群。
エアクリのエレメントも交換しようかと思いましたが、まだ奇麗なので放置。
このナナハンちゃん、潤滑方式がドライサンプという珍しいやりかたなので、エンジンとは別にオイルタンクを持っています。写真左上に写ってる黒いオニギリみたいなやつです。
こいつを外すのに難儀しました。ホースの取り回しがなかなかに複雑です。
なぜかこんな日に限って雲量ゼロの快晴。炎天下に4人がかりでエンジンを下ろします。
もうね、重いし持ちづらいし暑いし。
今度からはできるだけ曇天か、あるいは室内でやりたい。
極論言えばやりたくねぇ!
多分、写真に写りこむ、高校歴の友人であるNKTKさんも同じことを思ったでしょう。彼はこの翌日、置いていった軍手をゴミと間違って破棄されました。軍手南無三。
ヘッドカバー外して……
ピストンがカーボンまみれ。いやワカッテタンデスヨ……。
ついでにこの写真に漏れたオイルがヴィッシリですな。やっぱりここかよ。
シリンダブロックも外してピストンを分離した姿。
ウエスを詰めておかないとゴミが入るので、ウエスに埋もれるコンロッド。
外されたピストンピンは結構摩耗してました。
本当はバルブも交換したかったけれど、今回は再利用。
アルカリ性洗剤に漬けるとカーボンが浮くらしいので、カビハイターで実験していたのですが、効果のほどは微妙。ちゃんとしたカーボン浮かす奴買いましょうね。
ピストンのカーボンはNKTK氏とM氏が頑張って落としてくれました。
ついでにピストンリングを交換しましたが、オイルリングは嫌いになりそう。
近場の銭湯で汗を流したりもしてました。
M氏の奥さんである春さんが、タコパ(タコはない)しよーぜ!とのことだったので、ここまで準備してくださいました。
なお、ホットプレートのコードが幽世に放り込まれたため失☆敗。
タコ焼きのタネは翌朝のお好み焼きに化けました。
で、翌朝。
M氏が世紀の戦争を繰り広げた跡です。
皆さん、ノックピンには気を付けましょう。抜けないからと言って、うかつに潰すと同じ目にあいますよ!
対処としてはタップでねじを切って、ボルトを差し込んで、反対側からボルトの尻を真鍮棒とハンマでどつくことになります。ラスペネさんは神か。
もうね、衝撃を与えないとビクともしないんですよ。前世はウツボかなにかでしょう。
バルブを適当にすり合わせ。時間が無くなってきたので手早くいきます。
色々写真撮り損じてますね。
このあたりまでガガガッと組付けたはいいのですが……。
ピストンがシリンダブロックにうまく入らないために、ハンマでコンコンやってたらやらかしました(泣
くそー直してやる。いつか直してやるぞォ。
エンジン組上がり。かかるかしら……。
組付け前の車体。
……さて、この後、写真がなくなります。
なぜかって?
エンジンが不調だったからさ!
点火ポイントがずれていたので、それも修正したのですが、なぜかアイドリングも吹け上がりも不調。
今回集ってくれた友人たちの中でチーフメカに当たるM氏もこれには頭をひねります。
結論。
店に投げよう!
オイル漏れを直すつもりが、エンジン点検になりました。とっぴんぱらりのぷう。
日本一周の開始時期、遅くなりそうですが、どうかどうかお付き合いください!